絵画、陶器、写真 兄弟4人作品展 静岡、11月1日まで

 静岡市葵区の柴田秀夫さん(82)ら兄弟4人の作品展が11月1日まで、同区のギャラリーえざきで開かれている。芸術家だった父親の影響を受けた4人の、それぞれ違うジャンルの個性的な作品が並ぶ。

4兄弟それぞれジャンルが違う作品が並ぶ展示会=静岡市葵区のギャラリーえざき
4兄弟それぞれジャンルが違う作品が並ぶ展示会=静岡市葵区のギャラリーえざき

 長男の俊さん(89)=同市清水区=はモロッコなどの砂漠を描いた水彩画、次男の簡さん(故人)は油絵の抽象画、三男の曽根哲男さん(86)=島田市=は志戸呂焼の陶器、四男の秀夫さんは青森県恐山の風景などを題材にした写真を出品した。
 秀夫さんは「長男が病気療養となり、今後の創作活動は困難になったため、4人展をやる最後のチャンスと思い企画した。幅広い世界観を楽しんでほしい」と話した。

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