英語での発信力どう強化 教員が授業見学 文科省の「研修協力校」清水町立西小

 文部科学省の研修協力校に指定されている清水町立西小でこのほど、発信力強化を目的にした英語の公開授業が行われた。1、3、6年生のクラスで開かれ、静岡県東部の英語を担当する教職員ら約70人が授業を見学し、改善点などを話し合った。

発信力の強化を目的に開かれた英語の公開授業=清水町立西小
発信力の強化を目的に開かれた英語の公開授業=清水町立西小

 同校は児童の1割以上が外国籍で、多文化に触れている児童が多い。6年生のクラスでは、未来の友達に校区のすてきなところを紹介することをテーマにタブレットを用いて授業を行った。教員らは、子どもたちがペアになって自分のお薦めを英語で伝え合う姿を見学した。
 全体会では授業を振り返り、教員らから「テンポ良く会話ができていた」「原稿に頼りすぎている」などの意見が出た。仏教大教育学部の赤沢真世准教授が「小学校外国語の授業づくり」を主題に講演した。
 県東部では、同校と同町の清水中が来年度まで指定されていて、11月2日は清水中で公開授業が行われる。

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