さばいたマグロ 見て触れて 焼津南保育園で解体ショー
焼津市焼津の焼津南保育園で28日、マグロの解体ショーが行われた。園児約65人が職人の豪快な包丁さばきに目を見張り、「さかなのまち焼津」への理解を深めた。
用意したのはシドニー沖で捕れ、焼津港に水揚げされた重さ25キロの天然ミナミマグロ。焼津鮮魚組合の職人が包丁を使って、頭や背中と手際よく切り分けていくと、園児から「大きい」「すごい」と歓声が上がった。園児たちは切り分けた部位に実際触って、魚の感触を確かめた。
質問コーナーでは、園児から「どうして早く泳げるの」「どうやって寝るの」「どうして深いところにいるの」などとさまざまな疑問が寄せられた。解体したマグロは調理して、給食でおいしく食べた。
(焼津支局・福田雄一)