焼津を緑ある街に 小中学生がクロマツ植樹

 焼津市は28日、みどりのある街づくりを推進する「みどりの祭典」を同市藤守の潮風グリーンウォークで開いた。緑化運動に取り組む小川小、東益津中の児童生徒らで作る「みどりの少年団」の団員らがクロマツを植樹した。

植樹する「みどりの少年団」メンバー(中央)=焼津市藤守の潮風グリーンウォーク
植樹する「みどりの少年団」メンバー(中央)=焼津市藤守の潮風グリーンウォーク

 参加者は散策路の盛り土のり面約50メートル区間に、潮風に強いとされる高さ約1・1メートルのクロマツ計50本を植樹した。
 式典で中野弘道市長は潮風グリーンウォークについて「緑化の拠点、安全の拠点としていきたい」と語った。同少年団を代表して東益津中2年の石川雄大さんが「美しい自然を愛し、緑を守っていく」と力強く宣誓した。潮風グリーンウォークは栃山川河口から大井川港まで約4・8キロの遊歩道。2025年度に整備が完了する予定。

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