防災にも役立つ技能習得 袋井 初心者向けにキャンプ講座
袋井市と同市のどまんなかセンターは29日、初心者向けのアウトドア講座「みずべdeゆるっと防災ワンデイキャンプ」を原野谷川親水公園(同市愛野)で開いた。アウトドア・プロデューサーの松山拓也さん(49)=磐田市=を講師に迎え、防災に役立つスキルを学んだ。
松山さんはテントの設営方法やキャンプ時の衣類、道具の選び方を紹介。少ない水での食器の洗い方をレクチャーし、キャンドル作りのワークショップも行った。参加者は溶かしたろうにクレヨンを混ぜ、好みの色のキャンドルを完成させた。
アウトドア人気が高まる中、市のみずべ活用推進事業ミズベリングの一環で開催した。浜松市西区のパート岩崎江利子さん(43)は「基本から分かりやすく教えてもらって勉強になった。今日学んだことを活用したい」と話した。