白黒ギョーザ、まるでピアノ♪ 浜松の商店、皮の色で鍵盤表現

 浜松市中区の酒類・食品販売「間渕商店」が「音楽のまち浜松」を発信しようと、ピアノの鍵盤をモチーフにした「ピアノ餃子(ギョーザ)」を商品開発した。黒色の皮を使ったギョーザで黒鍵を、白色の皮で白鍵を表現し、見た目にもユニークな土産用の冷凍ギョーザとして販売を始めた。

黒と白色の鍵盤をイメージしたユニークな餃子に仕上げた
黒と白色の鍵盤をイメージしたユニークな餃子に仕上げた
新開発した「ピアノ餃子」=10月31日、浜松市中区
新開発した「ピアノ餃子」=10月31日、浜松市中区
黒と白色の鍵盤をイメージしたユニークな餃子に仕上げた
新開発した「ピアノ餃子」=10月31日、浜松市中区

 ギョーザによる浜松の中心街活性化に力を注ぐ同社は、4月に繁華街の飲食店にギョーザのモニュメントを設置し、8月には街中の飲食店と食べ歩きイベントを実施した。新商品のピアノ餃子はキャベツが多く、さっぱりとした食感の「浜松ギョーザの印象を覆したい」(同社)と企画したという。
 竹炭を使った黒色ギョーザはニンニクの風味をふんだんに効かせて、酒に合う味わいに仕上げた。一方の白色はニンニク不使用。レンコンを入れ、「食べる際にシャキシャキと音を奏でるイメージ」(同社)を意識した。
 パッケージにはピアノのデザインを採用している。太田宴貴取締役統括部長は「ギョーザとともに、音楽文化が盛んな浜松の魅力を広めたい」と話す。
 ピアノ餃子は黒色7個、白色17個入りで税込み千円。同区肴町のメルカート間渕で取り扱う。来春に予定する販売サイト開設に先立ち、1日午後からクラウドファンディングサイトで販売を始める。

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