日韓W杯開催地の袋井 中田やゴン中山のサイン公開 カタール大会にエール

 2002年サッカー日韓ワールドカップ(W杯)開催地の袋井市は1日、当時市内に滞在した日本代表選手らの直筆サイン入りパネルを市役所で公開した。20日開幕のカタール大会に出場する日本代表への応援企画の一環。地元のサッカー少年らがエールを送った。

サッカーW杯カタール大会の応援企画で、日本代表にエールを送る子どもたち=袋井市役所
サッカーW杯カタール大会の応援企画で、日本代表にエールを送る子どもたち=袋井市役所

 高さ2メートル、横1メートルのパネルには、フィリップ・トルシエ監督をはじめ中田英寿さんや中山雅史さんら24人のサインが書かれている。葛城北の丸でベースキャンプを行った代表チームから市に贈られた。市内各地で展示し、その後は市役所の倉庫で保管され、20年ぶりにお披露目した。
 除幕式には同市を拠点とする小学生サッカーチーム「Fukuroi FC」の選手14人が参加。パネルがお目見えすると、子どもたちは「頑張れ日本代表!」と声を上げた。
 市スポーツ政策課によると、日韓W杯開催20年の企画を検討中に、倉庫にパネルが眠っていることが判明したという。藤田佳三課長は「節目の年に見つかり、運命的。これをきっかけに日韓W杯の記憶を子どもたちにつなぎたい」と話した。パネルは12月18日まで、市役所1階ロビーに展示する。

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