南アルプス写真展 自然の魅力伝える 静岡市葵区で4山岳団体
静岡県内四つの山岳団体による「南アルプス写真展」(静岡新聞社・静岡放送後援)が6日まで、静岡市役所市民ギャラリーで開かれている。
団体に所属する約40人が撮影した作品計144点が並ぶ。四季折々に違った表情を見せる山脈や高山植物、希少なライチョウなど、南アルプスの豊かな自然を紹介する。雪上を歩く際に使う「輪かんじき」や、灯油、ガソリンを燃料とするこんろなどの登山用品も展示している。
4団体の一つ、日本山岳会静岡支部の会員木村勝利さん(73)は「南アルプスの魅力を知り、自然保護への関心を高めてもらえれば」と話した。