津波避難施設の工事安全を祈願 伊豆・土肥
伊豆市が土肥地区沿岸部の松原公園内に整備する津波避難複合施設建築工事の安全祈願祭が3日、現地で開かれた。来年12月の完成、2024年4月のオープンを予定している。
施工業者や地元、市などから約30人が出席し、神事を行って無事の完成を願った。菊地豊市長は「土肥の魅力をさらに高める事業。地域住民も観光客も楽しめる施設にしたい」とあいさつした。施設は鉄骨造り地上4階建てで高さ18・8メートル。海抜14メートル以上の避難スペースに最大1230人を受け入れられる。平時は商業施設や展望スペースとして利用する。