STOP温暖化 高校生と大学生が議論 実践へ「SNS活用を」 浜松市中区

 浜松市内の高校生や大学生らを中心に、若い世代の市民が地球温暖化対策について話し合う「STOP温暖化若者会議2022」が3日、中区の市地域情報センターで開かれた。部活動などで環境問題に取り組む8校と、学生団体から約50人が参加した。

地球温暖化対策について意見を出し合う参加者=浜松市中区の市地域情報センター
地球温暖化対策について意見を出し合う参加者=浜松市中区の市地域情報センター

 生徒らは日頃の活動について発表し合った後、6チームに分かれて、「地球温暖化対策をどう伝えればいい?」をテーマに意見交換した。「対策は知っているはずだが、行動に移せていない」「行動を起こす人が偏っている」など問題点を挙げ、対応を考えた。
 SNSを活用する案が多く出たほか、影響力のある著名人への協力依頼や、アプリの開発など、多様なアイデアを提案した。
 会議は市地球温暖化防止活動推進センターの主催で、一昨年に始まった。大学生の参加は今回が初めて。

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