ブラジル五輪委とも協定 浜松市、交流と合宿受け入れ

 浜松市は3日(現地時間)、ブラジルオリンピック委員会(COB)と東京五輪のレガシー協定を締結した。10月31日に同国パラリンピック委員会と締結した協定と同内容。ブラジル訪問中の鈴木康友市長がリオデジャネイロのCOB事務所でパウロ・ワンデイレイ・テイセイラ会長と協定書を交わした。

パウロ会長(右)と協定書を交わす鈴木市長=ブラジル・リオデジャネイロ(浜松市提供)
パウロ会長(右)と協定書を交わす鈴木市長=ブラジル・リオデジャネイロ(浜松市提供)

 COBや関連団体が浜松市で大会前の事前合宿を行う際、市はスポーツ施設や移動手段を無償提供し、COB側は市民との交流に努める。鈴木市長は「東京2020大会の事前合宿でも多くの選手を受け入れ、共生社会に対する市民の意識が一層高まったのではないか。一過性とせず、友好関係をさらに深めたい」とコメントした。

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