選挙制度理解へ模擬市長選体験 沼津・静浦小中一貫校

 沼津市獅子浜の静浦小中一貫校はこのほど、中学3年生にあたる9年生の社会科授業の一貫で、市選挙管理委員会事務局による「選挙出前講座」を同校で開いた。

本物の投票用紙や投票箱を使った模擬選挙を体験する生徒=沼津市獅子浜の静浦小中一貫校
本物の投票用紙や投票箱を使った模擬選挙を体験する生徒=沼津市獅子浜の静浦小中一貫校

 市選管事務局主事の島田彩未さんが、選挙制度や若年層の投票率が伸び悩む現状、ネット選挙の仕組み、18歳未満は選挙活動が禁じられているといった注意点を、クイズを交えて解説した。生徒23人はメモを取りながら、熱心に聞き入った。
 生徒は広大な工場空き地の活用法について、大型商業施設か保育施設付きマンションとすべきかを論点とする市長の模擬選挙も体験。本物の投票用紙や投票箱を使って、実際の選挙の流れを学んだ。

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