大豆 たくさん採れた! 磐田南小児童が収穫体験

 磐田南小(磐田市)の3年生82人がこのほど、同市千手堂の畑で大豆の収穫を体験した。地元の農業者から手ほどきを受けながら農作業に汗を流し、農業や食の大切さを学んだ。

大豆の収穫を体験する児童=磐田市千手堂
大豆の収穫を体験する児童=磐田市千手堂

 地元農業者有志は、農業体験や食育活動を支援する市の「未来の農業者育成事業費補助金」を活用し、学校近くの遊休農地で児童が大豆の栽培体験に取り組めるよう活動している。
 児童は国語の授業で、豆腐やしょうゆなどさまざまな食品に加工される大豆について学んでいるところという。畑では、葉などが黄色くなった大豆を茎ごと収穫した。脱粒機に入れてサヤから豆を取り出す作業にも取り組んだ。鈴木ななみさん(9)は「機械に入れたら、たくさんの大豆が出てきて楽しかった。農作業は大変。たくさんの作物を育てるのはすごいことだと思った」と話した。
 来年1月には、収穫した大豆を使って、希望する児童や保護者らにみそ造りを体験してもらう予定。

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