住宅密集地 火災を防げ 熱海で消防演習

 熱海市消防本部は6日、市内2カ所で市消防団との合同演習を行った。消防本部の2隊と初島を除く消防分団計10団の計約200人が参加し、迅速な消火体制を確認した。

訓練で一斉放水する消防隊員ら=熱海市内
訓練で一斉放水する消防隊員ら=熱海市内

 市中心部では、住宅密集地で火災が発生し強風で延焼している事態を想定した。隊員らは消火栓から素早くホースをつなぎ、出火現場に見立てた糸川へ一斉に放水した。
 合同演習は、秋の火災予防運動(9~15日)の一環で実施した。桜井佳久消防団長は「これから空気が乾燥し火災が起きやすくなる。常備、非常備消防が連携し、火災を出さないよう啓発に努めたい」と述べた。

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