救急受診アプリ活用して 芸人とPR動画作成 駿東伊豆消防本部

 消防庁の救急受診アプリをPRしようと駿東伊豆消防本部はこのほど、吉本興業「静岡県住みます芸人」のさこリッチさんとコラボレーションした啓発動画を作成した。

救急受診アプリの啓発動画作成を担当した小野さん(左)と出演するさこリッチさん=沼津市の駿東伊豆消防本部
救急受診アプリの啓発動画作成を担当した小野さん(左)と出演するさこリッチさん=沼津市の駿東伊豆消防本部

 動画は「救急マン危機一髪~全国版救急受診アプリQ助編」。さこリッチさん扮(ふん)する救急マンが人命救助するうちに体調が悪くなり、救助者にアプリを使うように促す内容になっている。
 アプリは具合の悪い人の症状に合わせて、項目を選択し救急車を呼ぶ目安を判定することができる。救助者の判断を支援するほか、救急車の適正利用などにもつなげる。
 さこリッチさんは「落ち着いて利用してもらえたら。救急マンと一緒にアプリも広まってほしい」と話した。動画作成を担当した救急課の小野華奈子消防士長は「多くの人に見てもらいアプリを知ってほしい」と期待した。
 動画は同消防本部のユーチューブチャンネルから見ることができる。

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