防災広場で地震対応訓練 浜松・東区の自治会

 浜松市東区笠井新田町第2自治会はこのほど、防災避難訓練を同町の防災広場で開いた。役員ら約50人が広場に集い、巨大地震を想定して全世帯の安否確認や炊き出し、消火訓練などを行った。

安否確認の訓練をする自主防役員ら=浜松市東区笠井新田町
安否確認の訓練をする自主防役員ら=浜松市東区笠井新田町

 同自治会は世帯数増加に伴い、一時避難所の笠井中とは別の防災拠点として、2018年に広さ約630平方メートルの防災広場を確保した。市内でも先駆的に地区防災計画を定め、防災倉庫を置き、毎年の避難訓練と月1度の自主防災隊訓練を続けている。自主防の松下末男隊長は「広場や計画があることで訓練しやすく継続も図れている」と話した。

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