郵便局で強盗対処訓練 浜松市中区 

 浜松市中区鴨江の浜松根上り松郵便局(鈴木道之局長)は9日、浜松中央署と連携し、刃物強盗への対処訓練を同局で行った。

逃走する犯人にカラーボールを投げる練習をする郵便局員=浜松市中区
逃走する犯人にカラーボールを投げる練習をする郵便局員=浜松市中区

 犯人役の署員が窓口に近づき、「1000万円を袋に入れて持ってこい」と書いた紙を示した。さらに刃物を見せて「早くしろ」と怒鳴りつけて脅し、用意された現金を奪うと、逃走した。その後、署員が犯人役の服装や年代、身長をどの程度覚えているか質問した。
 訓練後の講評では、記憶が新しいうちにメモに書き留めておくよう助言した。鈴木局長は「マニュアルを理解していても、体は思うようには動かない。日頃の防犯意識を全員でで高められるように努めたい」と話した。
 カラーボールを逃走する犯人の足元付近に投げつけるマーキングも練習した=写真=。

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