栄養いっぱい、空心菜収穫 磐田の園児「ジュビロ飯」給食に

 磐田市富丘の認定こども園「子育てセンターとみがおか」の年長園児19人が10日、同市匂坂新の農園で磐田特産の中国野菜の一つ、空心菜の収穫を体験した。11日の給食で炒め物にし、全園児約100人が健康づくりにつながる「ジュビロ飯」として味わう。

空心菜の収穫を楽しむ園児=磐田市匂坂新
空心菜の収穫を楽しむ園児=磐田市匂坂新

 ジュビロ飯は市民に栄養バランスが整った食事と適度な運動を合わせて楽しんでもらう産学官連携のプロジェクト。同園は本年度から参画し、健康的な給食メニューを採り入れ、運動遊びも積極的に取り組んでいる。
 園児は農業青島和弘さん(75)の農園のハウスを訪れ、ビタミンやカリウムなどが豊富に含まれる空心菜を手で摘み取った。片山奈々ちゃん(6)は「いっぱい採れて楽しかった。食べるのが楽しみ」と話した。
 11日の給食では空心菜の炒め物のほか、十穀飯やサトイモのみそ汁、柿など地場産品を使ったメニューが提供される。

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