清水南高で音楽指導 元ウィーン・フィル奏者招待
清水南高はこのほど、元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のバストロンボーン奏者カール・ヤイトラー氏を招いた特別レッスンを管弦楽部の中等部1年から高校2年の67人を対象に実施した。
ヤイトラー氏が同校を訪れたのは3年ぶり6回目。生徒たちは最初は緊張した様子だったが、穏やかな口調にリラックスしながらレッスンを受けた。
受講した曲は同管弦楽団が毎年大みそかにウィーン国立歌劇場で上演しているJ・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」序曲。高校2年で管弦楽部長の森風音さんは「テンポの設定や音符の長さの捉え方が独特で『そういう表現もあるんだ』と新しい発見があった」と述べた。