サイバー防犯2人増員 富士署、低学年の指導充実へ

 インターネットやSNSでの犯罪被害防止に民間の立場で協力する富士署独自の「サイバー防犯ボランティア」に、11月から新たに2人のメンバーが加わった。増員は3年ぶり。計5人のメンバーで主に小学校低学年向けの防犯指導の充実を目指す。

定例会で意見を出し合う内海さん(右から2人目)と山口さん(右端)=富士署
定例会で意見を出し合う内海さん(右から2人目)と山口さん(右端)=富士署

 新メンバーの内海太一さん(45)は、2018年に同ボランティア1期生として活動の土台づくりに携わった経験がある。山口純子さん(47)は、放課後等デイサービスで働く立場を生かす。
 本年度から富士市内の小学校低学年にもタブレット端末が配布されたことを受け、出前講座の依頼が増える可能性を見越して増員した。
 2人は同署で開かれた定例会で「子どもたちが将来に生かせる講話ができるようにしたい」と抱負を述べた。会合では、インターネットと現実の境界を児童に説明する方法などを話し合った。

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