避難所 パーティションで安心 あいネットグループ、静岡北特支学校に寄贈

 冠婚葬祭業のあいネットグループ(杉山茂之社長)は14日、静岡市葵区の静岡北特別支援学校(原田満紀校長)に対し、災害時に避難所でプライベート空間を確保するためのパーティションを寄贈した。同校で贈呈式を行い、生徒が組み立てや仕切りの中に入る体験をした。

組み立てた仕切りの中に入る生徒たち=静岡市葵区の静岡北特別支援学校
組み立てた仕切りの中に入る生徒たち=静岡市葵区の静岡北特別支援学校
目録を手渡す杉山社長(左)
目録を手渡す杉山社長(左)
組み立てた仕切りの中に入る生徒たち=静岡市葵区の静岡北特別支援学校
目録を手渡す杉山社長(左)


 寄贈したのは、家具製造のFPKナカタケ(焼津市)製のパーティション6セット。段ボールと木の再生材によるパーツを組み立てると縦、横が2・3メートル、高さが1・5メートルになる。生徒3人が同社社員の指導を受け、協力しながら完成させた。仕切りの中に入った高等部2年の桜井要人さんは「高さが十分にあり安心できる」と話した。
 9月の台風15号の被害を受けて寄贈を決めた。贈呈式では杉山社長が「防災学習などにも役立ててもらいたい」と原田校長に目録を手渡した。同社は同日、静岡市清水区の清水特別支援学校にも寄贈した。

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