焼津水産高100年祝う ゆかりのミクロネシアから来賓
焼津水産高(焼津市)は12日、創立100周年の記念式典を焼津文化会館(同市三ケ名)で行った。同校とゆかりの深いミクロネシア連邦から特命全権大使が来賓として訪れたり、専門家が記念講演をしたりして、門出を祝した。
式典では、地元関係者らが出席した。大坪隆明実行委員長は100年間の歴史を振り返りながら「最高峰の学校」とたたえた。沼里智彦校長は「人材育成は本校の使命」とし、生徒たちに地域社会への積極的な参画を呼びかけた。
同校の実習先として関わり合いが深いミクロネシア連邦のジョン・フリッツ特命全権大使は、同校との交流をより深めていきたいと語りかけた。
このほか、NPO法人海辺つくり研究会の木村尚理事、やいづワーク地域プロジェクトマネージャーの三浦愛さんがそれぞれ海や地元をテーマに記念講演した。
同校は大正11(1922)年11月に焼津町立焼津水産学校として開校した。
(焼津支局・福田雄一)