スタバで「認知症カフェ」会話に花 焼津、高校生と当事者交流
焼津市八楠のスターバックスコーヒー焼津八楠店で14日、認知症当事者やその家族、地域住民が交流する「認知症カフェ」が開かれた。清流館高(同市)の生徒が認知症当事者と会話を楽しんだり、ともにクリスマスツリーの飾り付けを作ったりして、交流を深めた。
参加したのは同高福祉科3年生6人と、地元に住む認知症当事者とその家族。生徒たちは全員認知症サポーターで、9月から支援組織「チームオレンジ清流館」に属している。
生徒たちは認知症当事者と注文したコーヒーを飲みながら、「自己紹介カード」に記された名前の由来や行ってみたい国などの内容をきっかけに、福祉科で学んできたことや最近起こった出来事について、会話の花を咲かせた。
同高福祉科3年の前島稀唯さん(18)は「最初は緊張したが、(認知症当事者と)話ができて良かった」と感想を述べた。
(焼津支局・福田雄一)