地域安全意識向上へ講演会 浜松・新津地区防犯まちづくり推進協

 新津地区防犯まちづくり推進協議会はこのほど、地域の安全意識向上を目指す防犯講演会を、浜松市南区の新津協働センターで開いた。講演後、特殊詐欺の被害防止を啓発する看板を各自治会へ贈った。

寸劇を披露する浜松東署の署員ら=浜松市南区の新津協働センター
寸劇を披露する浜松東署の署員ら=浜松市南区の新津協働センター

 浜松東署員が還付金詐欺をテーマにした寸劇を披露。市内の主婦が区役所職員を名乗る人物から電話で「還付金で3万円返ってくる」と言われ、ATMで約50万円を振り込んでしまうという設定で、詐欺犯の手口を分かりやすく紹介した。
 42年間交通指導員として活動した山本れい子さんは、交通安全に関する講演を行った。「事故は見落としと思い込みから起こる。道路を歩くときは間に合わないかも、はねられるかもと注意して」と呼びかけた。「特殊詐欺被害防止推進中」と書かれた看板50枚を地区内の10自治会に配布した。今後地域に掲示する。

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