自ら育てた新米ぺろり 湖西のこども自然クラブ

 湖西市の今川こども自然クラブはこのほど、新米を味わう会を同市大知波のおちばの里親水公園で開いた。クラブ員の児童や保護者ら約30人が参加し、炊きたての新米の味や香りを楽しんだ。

炊きたての新米をほおばる児童=湖西市大知波の「おちばの里親水公園」
炊きたての新米をほおばる児童=湖西市大知波の「おちばの里親水公園」

 児童はこれまで田植えや草取り、稲刈りに取り組んできた。この日は米1・2升を使用し、釜炊きに挑戦した。
 まきをくべて火加減を調整し、5分間沸騰させた後、20分ほど炊いた。蒸らしている間は、子どもたちは周辺で野遊びを楽しんだ。
 炊き上がった米は早速おにぎりに。ほおばった児童は顔をほころばせた。新居小6年の渡辺幸さん(11)は「粒が柔らかくて甘みがある。塩だけで十分おいしい」とあっという間に平らげた。

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