「世界の桐生」とかけっこ 焼津、五輪選手から走り方学ぶ

 陸上短距離の桐生祥秀選手(日本生命)が子どもたちに速く走るこつを教える「かけっこ教室」(日本生命静岡支社主催)がこのほど、焼津市総合体育館(同市保福島)で開かれた。参加した小学生120人は東京五輪に出場したアスリートからアドバイスを受け、楽しみながら体を動かした。

子どもたちに走り方のこつを伝える桐生選手(中央左)=焼津市保福島の市総合体育館
子どもたちに走り方のこつを伝える桐生選手(中央左)=焼津市保福島の市総合体育館

 参加者は20メートルの直線コースを、桐生選手と一緒になって、早歩きしたり、ももを高く上げたり、大股ではねたりして駆け抜けた。桐生選手は「下を向かずに腕を大きく振るスタイルを癖にしてほしい」とこつを伝授した。最後に抽選で選ばれた児童と桐生選手が20メートルの距離を全力ダッシュで競走した。
 児童は「本物の走りが見られて良かった」「オーラがすごかった」と感想を述べた。
 桐生選手は、スポーツをする上でコミュニケーションの大切さを強調し「きょうの練習メニューをこれからもやってみようかなと思ってくれれば」と話した。

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