スタントマン事故実演 静岡東高で自転車教室

 静岡中央署とJA共済連静岡は14日、スタントマンが交通事故を再現して自転車の危険運転防止を訴える交通安全教室を静岡市葵区の静岡東高で開いた。1年生約280人が参加し、交通ルールを守る大切さを学んだ。

交通事故を再現するスタントマン=静岡市葵区の静岡東高
交通事故を再現するスタントマン=静岡市葵区の静岡東高

 プロのスタントマンが、見通しの悪い交差点での出合い頭の接触や夜間のライト付け忘れによる衝突など、自転車同士の5パターンの事故を実演。大きな音を立ててぶつかり、体が投げ出されて転倒する様子を生徒が息をのんで見入った。左右前後の安全確認など、防止方法の説明も受けた。
 間近で再現を見た坂ノ上昂大郎さんは「身をもって事故の怖さを知った。通学で自転車を使っているので安全運転を心がけたい」と話した。

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