浜松市中心街「旬の味・採れたてバザール」30年 24日、記念バザール

 静岡県西部の農家らが浜松市中区の市中心街で新鮮な農産品や自慢の加工品を直売する「旬の味・採れたてバザール」が30周年を迎えた。主催する「地域農林水産物をPRする会」(河島美紀会長)は24日、同区の市ギャラリーモール・ソラモで記念バザールを開き、地場産品の魅力をあらためてアピールする。

鈴木市長(右)に30周年記念バザールをPRする河島会長(右から2人目)ら=浜松市役所
鈴木市長(右)に30周年記念バザールをPRする河島会長(右から2人目)ら=浜松市役所

 バザールは1992年から始まり、主に第2、4木曜日の月2回開催してきた。生産者と消費者の貴重な交流の場で、直接のやりとりが魅力の一つ。会場は旧フォルテや新川緑地を経て2012年からはソラモに移した。
 記念バザールには約25店舗が並び、旬のサツマイモやミカン、花などを販売する予定。普段よりもお得に買い物が楽しめる。午前10時からで、「旬」の文字が入ったオリジナルエコバッグを先着500人に配布する。
 河島会長ら4人は15日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に記念バザールをPRした。河島会長は「市や関係者、消費者の応援があり、30年続けられた。若い生産者を巻き込み、今後も消費者に楽しんでもらえるイベントにしたい」と話した。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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