大河ドラマ館に名物紹介ベンチ 浜松LCと児童が制作 天竜杉使用

 浜松ライオンズクラブ(LC)は2023年1月にプレオープンする浜松市中区の大河ドラマ館に天竜杉のベンチ20台を寄贈する。LCの依頼で、地元の浜松中部学園初等部の6年生105人が夏休み以降、それぞれの座面に浜松を紹介する絵を描いた。会員と児童が17日、現地で仕上げ作業に取り組んだ。

浜松名物を座面に描いた天竜杉のベンチ=浜松市中区の大河ドラマ館敷地
浜松名物を座面に描いた天竜杉のベンチ=浜松市中区の大河ドラマ館敷地

 全国から訪れる観光客をもてなし、浜松の魅力や木材の品質をPRする狙い。児童は5~6人の班に分かれて原画を考案した。浜松まつりのたこ揚げ、アクトタワーや弁天島、ウナギや楽器といった名物を色鮮やかなイラストで表現した。
 青嶋冬真君(11)は「浜松の魅力的なものやことを分かりやすく伝える絵にしようと、みんなで考えた」と話し、古橋一真君(11)は「浜松は良いところだと全国の人に伝えたい」と思いを込めた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞