産廃不法投棄、空から監視 浜松市「スカイパトロール」実施

 浜松市は15日、不法投棄を空から監視する「スカイパトロール」を同市山間部の市境、県境で実施した。同市を含む全国の37自治体でつくる産業廃棄物不適正処理防止広域連絡協議会が定める「不法投棄撲滅強化月間」(10月7日~12月31日)で行う活動の一環。

中里課長補佐(左)のあいさつを聞くスカイパトロールの参加者=浜松市浜北区の市消防航空隊庁舎
中里課長補佐(左)のあいさつを聞くスカイパトロールの参加者=浜松市浜北区の市消防航空隊庁舎

 浜北区四大地の市消防航空隊庁舎で産業廃棄物対策課の中里滋紀課長補佐が「不法投棄そのものだけでなく、兆しも発見できるようにしていただきたい」とあいさつ。同課職員と同隊の隊員が市消防ヘリコプター「はまかぜ」に乗って約1時間、不法投棄がされていないかの確認や、出火危険の防止につなげる情報を収集した。

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