記者コラム「清流」 人命救助 紙面で発信したい

 10月、バスケットボールの試合中に審判をしていた男性が卒倒し、来場者らが救命措置などを行って助けた。駿東伊豆消防本部からの救助者への感謝状贈呈式を取材し、突発的な事案での連携内容に驚くばかりだった。
 このほか、11月1日に沼津市西浦木負で発生した海への車両転落事故では、付近にいた男性2人が海に飛び込んで運転手を車から救助し、消防の到着を待った。4日に同市大岡で発生した火災では、出火した部屋にいた男性を付近にいた人が担いで救助したという。とっさの行動で人の命が救われていることが多々あると実感した。
 危険を顧みず、ちゅうちょなくとった行動に感銘を受けた。このような内容こそ紙面での発信を続けていきたい。

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