ホロコーストの歴史知って 沼津でパネル展、子供の暮らし紹介

 パネル展「空のない星~ホロコーストの子供たち」(命のビザ・杉原千畝夫妻顕彰会、駐日イスラエル大使館主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が17日、沼津市大手町のプラサヴェルデ市民ギャラリーで始まった。ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の時代に生きた子供たちの暮らしを紹介する。21日まで。

ホロコーストの歴史を紹介するパネル展=沼津市大手町のプラサヴェルデ
ホロコーストの歴史を紹介するパネル展=沼津市大手町のプラサヴェルデ

 イスラエルのホロコースト歴史博物館が企画したパネル27枚を展示した。ナチスの迫害から逃れ、隠れて暮らす中でも子供たちが絵を描いていた様子や、ゲットー(ユダヤ人隔離居住区)や強制収容所でも、大人が子供たちに教育の場を設けていたことなどを紹介している。
 リトアニアに逃れたユダヤ人に日本への通過査証(ビザ)を発給して救った外交官杉原千畝と、妻で同市出身の幸子さんに関するコーナーも設けている。

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