堆肥化の仕組み学ぶ 浜松・有玉小でリサイクル講座

 浜松市と廃棄物処理業のミダック(東区)、肥料原料製造・販売業のアサヒバイオサイクル(本社・東京都)は18日、堆肥化処理装置搭載の「移動式リサイクルカー」などを使った出前講座を東区の有玉小で開いた。5年生約100人がリサイクルの取り組みへの理解を深めた。

リサイクルによる堆肥化の仕組みを児童が学んだ講座=浜松市東区の有玉小
リサイクルによる堆肥化の仕組みを児童が学んだ講座=浜松市東区の有玉小

 児童は微生物で生ごみの1次発酵を進めたり、生分解性プラスチックを分解したりしてリサイクルする仕組みを教わった。リサイクルカーの装置も実際に動かしてもらい、堆肥化の流れを見学した。
 海洋プラスチック問題や国内外の食品ロスの現状を知る講話も行った。日頃から環境問題について学ぶ児童らが真剣な表情で聞き入っていた。

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