魅力ある学校づくりへ 小中教頭ら 静岡で研究大会
東海・北陸地区公立学校教頭会と静岡県公立小中学校教頭会はこのほど、研究大会を静岡市駿河区のグランシップなどで開いた。東海北陸地区7県の副校長や教頭約1300人が参加し、「未来を生きる力を育む魅力ある学校づくり」を主題に各学校の取り組みや課題について情報共有した。
参加者は子どもの発達や教育環境整備、教職員の専門性などをテーマに、6分科会に分かれて協議した。
教育課程に関する分科会では、静岡市葵区の藁科中の前田泰則教頭が登壇し、静岡型小中一貫教育の取り組みを紹介した。地域活性化イベントの実施などに触れ、「9年間の目標を共有するため、グループ校や地域住民と対話する場面を設定し続けることが重要」と教頭の役割を提言した。