えほん文庫15周年 浜松市西区で記念展示会 20日まで
浜松市北区三方原町の「えほん文庫」(大村由実さん主宰)の開館15周年を記念した展示会「みんなの展覧会」(静岡新聞社・静岡放送後援)が19日、西区入野町のツインギャラリー蔵で始まった。20日まで。
大村さんの次男で、ダウン症の剛輝さん(15)の絵画作品を中心に100点以上を出品した。動物を紙いっぱいに描いた作品や海に沈む夕日を写した絵が並ぶ。長女真由帆さん(23)が仕上げた家族の似顔絵や創作キャラクターのイラストも展示している。
えほん文庫は、障害の有無にかかわらない開かれた場として大村さんが自宅を開放し、絵本の読み聞かせや母親の交流会などを行っている。大村さんは「15年間の感謝を伝えることができれば」と話した。