仕事のやりがい学ぶ 沼津三中 警察署員や看護師ら講話

 沼津市立第三中でこのほど、2年生を対象に職業講話が行われた。市内で働く5団体の社会人から話を聞き、将来への展望を広げた。進路学習の一環。沼津署員や市立病院看護師、自衛隊員らが講師となり、仕事の内容ややりがいを伝えた。生徒からは「その職業に就いたきっかけは」「大変なことは」といった質問が出た。

仕事内容などの理解を深めた職業講話=沼津市立第三中
仕事内容などの理解を深めた職業講話=沼津市立第三中

 講師は男女共同参画の視点を取り入れて説明。職場の男女比や女性の割合が増えてきている背景を発表した。同署の高橋ふじ子警務係長は「被害者が女性だった場合、同性だからこそ話してもらえることもある」と話した。
 浅田帆璃(ほろり)さん(14)は「看護師になりたいので、講師から人のことを笑顔にできることがやりがいと聞いて、理解を深められた」と話した。
 

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