地元商品や技術一堂に 富士宮産業フェア、人気グルメもにぎわう

 5年に1度のイベント「富士宮産業フェア」(商工フェア実行委主催)が19日、富士宮市民体育館で開幕した。工業や商業、農業の幅広い地元企業や事業所、団体などが一堂に集まり、地域産業の魅力を発信している。20日まで。

多彩な出展ブースが並ぶ「富士宮産業フェア」=富士宮市民体育館
多彩な出展ブースが並ぶ「富士宮産業フェア」=富士宮市民体育館

 産業フェアは市制施行80周年と富士宮商工会議所創立75周年の記念事業。地元企業や団体がブースを設け、事業内容や商品、技術を紹介する体験コーナーなどを展開した。
 同商工会議所の富士宮雇用対策実行委員会は求人企業と求職者の相性診断などが可能なポータルサイト「富士宮ジョブマッチング」の体験コーナーを構え、会場内のサイト掲載企業を案内した。屋外の飲食物販ブースは地元の人気店などが集結し、家族連れでにぎわった。
 農業祭は品評会に出された野菜や果物など地元食材を並べて、ステージで表彰式も行った。フードバレーサミットには富士宮市と食のまちづくりで交流・連携する熊本県や北海道帯広市、福井県小浜市の関係者らが事例発表した。基調講演に発酵学の第一人者の小泉武夫さんが登壇した。
 

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞