富士宮市と松崎町が調印 「ヒメの里交流都市」提携

 富士宮市は19日、交流を続けてきた松崎町との「ヒメの里交流都市」提携調印式を市民体育館で開いた。両市町の行政、教育、商工観光関係者らが出席し互いの発展に向け幅広い分野での交流と協力を誓った。産業フェアに合わせて実施した。

協定書に署名する須藤市長(左)と深沢町長=富士宮市民体育館
協定書に署名する須藤市長(左)と深沢町長=富士宮市民体育館

 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)=富士宮市・富士山本宮浅間大社の祭神=と、磐長姫(いわながひめ)=松崎町・雲見浅間神社の祭神=の2人の「ヒメ」が姉妹とされる伝説を縁に、官民で交流を深めてきた両市町。須藤秀忠市長は「富士山が持つさまざまな縁(えにし)をきっかけに結ばれたこの都市提携は両市町の発展につながると確信」と力を込め、深沢準弥町長は「本当の姉妹のように寄り添い、助け合いさまざまな交流ができれば」と願いを込めた。
 このほか会場では富士宮市の友好交流関係都市・韓国栄州市の訪問団を産業フェアに迎え、都市提携10周年を祝う披露式を開いた。

 

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