森町の地場産品 一堂 3年ぶり産業祭、58団体が出展
第35回森町産業祭「もりもり2万人まつり&農協祭」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が20日、町文化会館の駐車場で開かれた。町内事業所など58団体が販売、PRブースを出展し、町民らでにぎわった。
町菓子組合の加盟店やJA遠州中央などによる和菓子、治郎柿、茶などの地場産品の即売会が行われた。中には行列ができ、開場後30分で商品が完売した人気ブースもあった。
産業祭の目玉は友好町・北海道森町の物産コーナー。同町物産協会がいかめしやホタテ、昆布といった海産物を販売した。
地元産業の活性化やにぎわいづくりなどを目的とした恒例のイベントで、3年ぶりの開催。今年は感染症対策として規模を縮小した。実行委員長の太田康雄町長は「多くの方が産業祭を心待ちにされていたのが伝わってきた。今後もできる形で継続していきたい」と話した。