ごみ問題考えるきっかけに 「30年後の海」で釣りゲーム 駿河総合高生有志、子どもたちとワークショップ
駿河総合高(静岡市駿河区)の生徒有志でつくる団体「US(アス)」は19日、同区の静岡ガスエネリアショールーム静岡で、子どもを対象にSDGs(持続可能な開発目標)の視点から海洋プラスチックごみ問題を学ぶワークショップを開いた。
生徒は、県が推進する海洋プラスチックごみ削減活動「6R県民運動」の考え方を分かりやすく説明した。来場した子どもたちは「30年後の海」を想定し、魚だけでなくペットボトルなど「ごみ」のカードが入ったビニールプールで魚釣りゲームを楽しみながら、自分たちができる行動を考えた。葵区の藤浪航祐君(9)は「水筒を持ち歩いてごみを減らしていきたい」と話した。
同団体代表の川畠慎之介さん(17)は「難しく考えず、海のことを知るきっかけにしてほしい」と期待した。