静岡完敗、連勝止まる 東京Uに59―78 バスケットボールB3

 バスケットボールの男子Bリーグ3部(B3)は20日、静岡市中央体育館などで行われ、静岡は59-78で東京Uに敗れて連勝が11で止まった。通算成績は12勝2敗。得失点差により首位と同率の3位に後退した。

静岡―東京U 第1クオーター、静岡のエールセネルがゴール下でシュートを放つ=静岡市中央体育館
静岡―東京U 第1クオーター、静岡のエールセネルがゴール下でシュートを放つ=静岡市中央体育館

 静岡は攻守がかみ合わなかった。5点を追う第2クオーター(Q)に6本の3点シュートを被弾。第3Qもケニー・ローソンや大友隆太郎が3点シュートを決めたが攻めきれず40-62と大量リードを奪われた。第4Qは最大28点差からアレクシス・エールセネルの連続得点などで追い上げたが及ばなかった。

 ▽3部
東京U 9勝5敗 78(21―16 22―13 19―11 16―19)59 静岡 12勝2敗

守備崩す場面なく 攻撃不発 今季最少得点
 静岡は最後まで攻撃が機能せず連勝が止まった。東京Uに今季最少の59得点。シュート成功率38・1%、ミスでボールを失うターンオーバーも17と精度を欠き、最多17得点のエールセネルも「相手守備を明確に崩した場面はほぼなかった」とこぼした。
 ガード陣が切れ込んで相手守備をかき回し、ノーマークを作るのが一つのパターン。だが、起点になるはずのドライブに張り付かれ、後手に回ってからのパスでは相手マークをはがせなかった。大友が「ボールが来たら決めるだけ」と苦しい場面で2本の3点シュートを決めるなど個々に好プレーはあったが、後が続かなかった。
 それでも、開幕14試合で12勝2敗。一度は単独首位に立つなどスタートダッシュとしては十分な結果だ。今季は来年5月のプレーオフまで続く長丁場。ミュラー監督も「全試合を勝つことはできない。今日は東京Uに試合を支配されたが、ここまで11連勝できた」と、手応えを感じて次戦に目を向けた。
 

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