CO2排出ゼロへ ロゴ決定 袋井市の望月さん(静岡福祉大)デザイン

 2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を掲げる袋井市は、取り組みの象徴となるロゴマークを作成した。市民らから募集した作品の中から決定。啓発活動などで活用していく。

「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取り組みの象徴として選ばれたロゴマーク=袋井市役所
「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた取り組みの象徴として選ばれたロゴマーク=袋井市役所


 選ばれたのは静岡福祉大2年の望月優真さん(21)の作品。袋井らしくゼロカーボンシティを目指す様子を表現したという。「CO2」と「∞」の文字をモチーフとし、クラウンメロンや市の花コスモスなども取り入れた。
 若い世代が地球温暖化対策について考える契機とするため、15~25歳を対象に募集。大場規之市長や環境水道部長、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ、女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の選手が審査した。
 市役所でロゴマークの発表が行われ、審査員を務めたアザレア・セブンの内野琴音選手は「ゼロカーボンシティを目指すのにふさわしいデザイン。市民にも親しまれるのでは」と感想を述べた。26日にエコパスタジアムで開催される静岡ブルーレヴズプレシーズンマッチでもお披露目する。

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