サッカーロボ操作しゴール! プログラミング楽しく 静岡・賤機中小生

 静岡市葵区の賤機中小の児童が22日、産業用ロボットメーカーのアイエイアイ(同市清水区)が開発した組み立て式の小型サッカーロボット「ミニロボ」を使い、プログラミングに取り組んだ。3、4年生17人が楽しみながらプログラミングの基礎や活用方法を学んだ。

ミニロボを動かす児童=静岡市葵区の賤機中小
ミニロボを動かす児童=静岡市葵区の賤機中小

 児童はノートパソコンに「前に進む」「止まる」「回転する」といった指示を打ち込み、サッカー場に見立てたシート上でミニロボにドリブルやシュートをさせた。試行錯誤して動かし方を変え、思い通りのゴールが決まると「ナイスシュート」と笑顔を見せた。
 アイエイアイの望月建汰さん(28)が講師を務めた。授業の終わりに望月さんが「プログラミングで作りたいものはありますか」と聞くと、3年の白鳥陽菜さんは「毎日料理してくれるお母さんのために、自動でご飯を作ってくれるロボを作りたい」と発表した。

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