⚽ボニータV 磐田で報告 サッカー女子リーグ来季昇格

 サッカー女子プレナスなでしこリーグ2部で初優勝し、来季の1部昇格を決めた「静岡SSUボニータ」は24日、磐田市上新屋の市民文化会館かたりあで報告会を行った。これまでの軌跡を映像で振り返るとともに、会場に駆けつけた地域住民約500人に喜びや今後の抱負を語った。

喜びや抱負を語る選手と小川監督=磐田市上新屋の市民文化会館かたりあ
喜びや抱負を語る選手と小川監督=磐田市上新屋の市民文化会館かたりあ

 チームは2008年に静岡産業大磐田レディースとして創部。17年にチャレンジリーグで優勝し、18年からなでしこリーグ2部で戦ってきた。現在は社会人と静産大生の計34選手で構成している。
 運営する静岡ユナイテッド高木昭三会長理事は「試合を重ねるごとに強くなるチーム。来年もうれしい報告をしたい」とあいさつ。小川貴史監督は「今シーズンは皇后杯が控えている。プロチームと対戦して今の自分たちの立ち位置をつかみ、足りない部分をトレーニングに反映する」と先を見据えた。
 来季についてMF渡辺彩香選手は「2部とは比べものにならないような厳しさがある。社会人を中心にチームを引っ張り、1部に定着できるチームになる」と決意を述べた。
 静岡東高吹奏楽部の演奏や静岡北高ダンス部による演技も披露され、優勝を祝福した。サッカージュビロ磐田の山田大記選手、ラグビー静岡ブルーレヴズの五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)、元サッカー日本代表の本並健治さんによるトークショーも行われた。

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