卓球の水谷隼さん、サッカーの森岡陸さんら「PR大使」に 磐田市が第2弾、スポーツ分野4人委嘱

 磐田市は28日、地元ゆかりの著名人に市の魅力を全国に発信してもらう「静岡いわたPR大使」の第2弾として、同市出身で東京五輪卓球金メダリストの水谷隼さん(33)らスポーツ分野の4人を委嘱した。

草地市長から静岡いわたPR大使の委嘱状を受け取った森岡選手(中央)と水谷さん(右)=磐田市役所
草地市長から静岡いわたPR大使の委嘱状を受け取った森岡選手(中央)と水谷さん(右)=磐田市役所

 大使を務めるのはほかに、同市出身で、東京五輪卓球で三つのメダルを獲得した伊藤美誠選手(22)、学生時代にサッカージュビロ磐田の下部組織で技術を磨いたジュビロ磐田の森岡陸選手(24)、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ共同主将の奥村翔選手(24)。
 同日、市役所で行われた委嘱式には森岡選手が訪れ、水谷さんはオンラインで出席した。草地博昭市長から委嘱状を受け取った森岡選手は「チームをJ1に上げ、個人としては4年後のワールドカップに出場する。磐田市出身の選手として磐田を盛り上げる」と意気込んだ。水谷さんは「みなさんにとって食べ物が一番身近。ジュビロサブレなど、静岡県ではなく磐田市のくくりで魅力をPRする」と抱負を述べた。
 ビデオメッセージを寄せた伊藤選手は「磐田に帰ると心が落ち着く。これから卓球を通じて磐田の良さを知ってもらいたい」と語った。任期は2年。自身の活動や本業の中で磐田をPRするなど、市の知名度向上、イメージアップに貢献してもらう。同大使は芸能・経済分野と合わせて9人となった。

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