醤油醸造所を見学 大きなおけに驚き 浜北区の小学生

 浜松市浜北区の浜名協働センターは26日、同区小松の明治屋醤油(しょうゆ)で見学会を開いた。地元の小学生ら十数人が、明治時代から続く醤油醸造所に親しんだ。

もろみの入ったおけを見学する子どもたち=浜松市浜北区の明治屋醤油
もろみの入ったおけを見学する子どもたち=浜松市浜北区の明治屋醤油

 参加者は大豆の油などのにおいが漂う蔵を見て回った。もろみの入った50年以上使われているおけや、醤油を入れるタンクの大きさに驚いた様子だった。升や布、あらかじめ仕込んだもろみなどを使って醤油搾りも体験した。内野小6年千々松咲苗さん(11)は「大きな道具がずっと使われて醤油が作られるというのは、不思議な感じがする」と話した。
 見学会は、地元の史跡などを訪ねる同センターの小学生向け講座「ふるさと学級」の一環。

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