卒業証書用に紙すき 修善寺小6年生7人、慎重に作業 伊豆
伊豆市の修善寺小6年生7人がこのほど、地元の伝統和紙「修善寺紙」を製造する同市修善寺の紙谷和紙工房で自身の卒業証書用の紙すきに挑戦した。
児童は修善寺紙を再現する会のメンバーから木枠の動かし方などの指導を受け、慎重に作業に取り組んだ。紙は乾燥させた後、来年3月の卒業式で卒業証書として受け取る。赤池櫂舟君は「作業は難しかったが、いい紙に仕上がればうれしい」と話した。
児童は10月に修善寺紙の継承に取り組む地域おこし協力隊の舛田拓人さんから歴史や原材料などを学び、紙すきに臨んだ。