市議が手話学ぶ 伊豆で勉強会 「手話言語条例」基づき企画

 伊豆市議会はこのほど、議員勉強会「手話講座」を議場で開いた。2019年に議員発議で制定された「伊豆市民が共にあゆむ手話言語条例」に基づき、手話に触れる環境を設けようと企画した。

市議が手話を学んだ勉強会=伊豆市議場
市議が手話を学んだ勉強会=伊豆市議場

 県聴覚障害者協会の小倉健太郎事務局長と前田智子事務局次長が講師を務め、実技を交えながら市議16人に手話を教えた。小倉事務局長は「目を合わせてうなずき、表情を出すのが大切。お互いが手話は言語であることを理解して」と求めた。
 市議会教育厚生委員会の三田忠男委員長は「本会議などのあいさつで手話を使えるようにしたい」と話した。

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