「書かない窓口」58カ所で 浜松市、23年2月から一斉導入

 内藤伸二朗デジタル・スマートシティ推進部長は、市民の窓口手続きをデジタル技術で簡便化する「書かない窓口」を来年2月から区役所、協働センターなど市内58カ所で一斉導入する方針を表明した。丸氏への答弁。

浜松市役所
浜松市役所

 来庁者が希望する手続きを伝えると、職員が業務システムから必要なデータを検索し、聞き取りをしながら書類を作成する。住民票の写しなど証明交付手続きは来年2月、転入届など届け出手続きは同6月の開始を目指し、システム構築や職員研修を進めている。
 書かない窓口の導入は全国の政令市で初めてで、これだけ多くの窓口で一斉に運用するのは画期的。
 奥家章夫市民部長は書かない窓口の導入に合わせ、お悔やみ手続きの簡便化を進めると明らかにした。申請者が必要な手続きをシステム上で判断し、その人に適した案内書を渡すことで、円滑な手続きを後押しする。

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