菊川の休耕田にわらの“ウサギ” 「年賀状の写真、撮りに来て」

 菊川市の上本所新花畑会はこのほど、同市本所の菊川沿いの休耕田にわらで作った来年の干支(えと)のウサギを設置した。6年前から干支の動物を作り始め、今回は全長2・5メートルと最も大きくなった。

わらで作ったウサギのモニュメント=菊川市本所
わらで作ったウサギのモニュメント=菊川市本所

 モニュメントの制作を担当する会員8人が取り組んだ。戸塚武志さん(82)が木と竹で骨組みを作り、7人がわらで仕上げた。週明けの雨でウサギの耳が傾いてしまったため補強したという。土井春雄会長(73)は「年賀状用に写真を撮りに来てもらえたら」と話した。
 同会は住民に癒やしを届けようと、休耕田を借りて夏から秋はヒマワリやコスモスを育てている。

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